オーストラリアの国境も緩んで、ようやく学生やワーホリの方もオーストラリアへ入国ができるようになってきましたね。
この記事では、実際に私が大学院留学生としてオーストラリアのブリスベンに入国したときに、必要になった書類や、オーストラリア入国の流れについて解説しています。
※2022年2月6日時点の情報になります
オーストラリアの入国に必要な書類
オーストラリアのクイーンズランド州に入国するために、実際に私が準備した書類は、以下の6つです。
- ワクチン接種英文証明書(2回接種済み)
- 学生ビザ
- パスポート
- 航空チケット
- PCR英文陰性証明書
ATD(Australia Travel Declaration)(※2月18日現在、DPDに変わっている)
以下で、詳しく説明していきます。
ワクチン接種英文証明書
新型コロナウイルス感染症のためのワクチン接種英文証明書は、地元の市役所に郵送で申請しました。私の地区では、申請料金は無料でした。
各自治体によって対応が異なるので、お住まいの地域の自治体のホームページを見て確認してください。
学生ビザ
私は、入国の1年以上前に、オーストラリアの学生ビザ(Subclass 500)を申請していたので、新たにビザを申請する必要はありませんでした。
オーストラリアの学生ビザの申請方法については、以下の記事で説明しているので、ぜひご覧ください。
この記事では、オーストラリアの学生ビザの申請方法について簡単に説明しています。 [adcode] オーストラリアの学生ビザの目的 オーストラリアの学生ビザは、オーストラリアの教育機関(語学学校・専門学校・TAFE・大学・大学院など[…]
パスポート
パスポートは、もともと所持していた10年パスポートを用いました。
出国前にパスポートの期限が切れていないか、必ず確認しましょう。
航空チケット
「成田→シンガポール→ブリスベン」の航空チケットをシンガポール航空で購入しました。
シンガポール航空のチケットを購入した理由は、他の航空チケットよりも格安だったからです。ただし、乗り継ぎ時間が約8時間ほどある場合があるので、待機が苦手な方はおすすめしません。
コロナの陰性証明書
新型コロナウイルス感染症の陰性証明書は、PCR検査とRAT(Radid Antigen Tests)の2種類がありますが、RATの詳細情報が不明だったため、私はPCR検査を選択しました。オーストラリアの入国に必要なPCR検査の必須記載事項や条件は、以下の通りです。
PCR検査 | |
検査受験期間 | 出国の72時間以内 |
証明書タイプ | 紙データ/電子データ |
必須記載事項 |
|
参照:オーストラリア政府サイト|Inbound international travel
PCR検査は、渡航前日の12時に、成田国際空港PCRセンターでしました。注意点として、シンガポール経由をする場合は、出国の48時間前の陰性証明書が必要になります。
成田国際空港PCRセンターでは、PCR検査+英文証明書発行料金が合計25,000円になります。他の検査場だと、PCR検査で30,000円、英文証明書発行代で5,500円ほど取られることが多いので、格安で受けられると感じました。
都内には数千円でPCR検査受けられるところもありますが、オーストラリアの英文証明書のフォーマット(必須記載事項)にあってないことが多いので、注意が必要です。
ATD(オーストラリア渡航申告書)(※2022年2月18日現在、DPDに変わっている)
オーストラリアに入国、乗り継ぎするときに、オーストラリア渡航申告書、通称ATD(Australian Travel Declaration)の提出が義務付けられています。ATDの提出方法や条件は、以下の通りです。
ATD(Australian Travel Declaration) | |
ATDのオーストラリア政府サイト | https://atd.homeaffairs.gov.au/#block-healthdeclarationsexplained |
提出期限(目安) | 出国の72時間前までに提出 |
提出方法 |
|
参照:オーストラリア政府サイト|Australia Travel Declaration
私は、出国の6日前にスマホでATDを申請しました。ATDを申請するときに、「出発地・日付」と「到着地・日付」を入力する必要があるのですが、シンガポール経由でブリスベンに入国したので、出発地の欄にシンガポール、到着地の欄にブリスベンの情報を入力しました。私は最初、間違えて日本の出発日を入力してエラーになり、次の画面に進めなかったので注意しましょう。
また、携帯番号を入力する欄がありますが、日本の番号で大丈夫です。現地SIMを使用するために出発前に日本のスマホを解約したので、出発当日には携帯番号がない状態でしたが、入国できたので大丈夫でしょう。
情報を入力する時間も約5〜10分ほどしかかからないので、スキマ時間にATD申請は完了できます。
オーストラリアへ入国までの流れ
私が実際にオーストラリアのブリスベンへ入国した流れを、以下で説明していきます。
成田空港での流れ
荷物を預け入れるときに、カウンターで以下の書類のチェックをされました。
- パスポート
- ATD(スマホの画面を見せただけ)
- 新型コロナウイルス感染症予防接種証明書(英文)
- 学生ビザの書類(Grantedと書かれたもの)
- PCRの陰性証明書(英文)
書類の確認に10分以上待たされたので、気持ち早めに空港に到着し、書類提出前にトイレはすませておくようにしましょう。
乗り継ぎのチャンギ空港での流れ
シンガポールのチャンギ空港に到着したときは、特に書類の確認はされませんでした。
いつもの旅行のように通過できました。私の場合は、チャンギ空港での乗り継ぎ時間が8時間だったので、6時間ほどラウンジで待たされて、それ以降はゲートの中で待機できました。
また、ゲートで待機しているときに、オーストラリアの入国時に提出する黄色い申告カードを受け取りました。
ブリスベン空港での流れ
オーストラリアのブリスベン空港に到着したときも、黄色い申告カードのみの提出で、他に特に書類の提出や確認はありませんでした。
いつもの旅行のように入国できたので、オーストラリア入国できるか不安な方は、日本の出国時に書類をクリアしていれば、現地で特に問題は発生しない可能性が高いです。
オーストラリア現地での書類確認は緩い
ここでは、実際に私が大学院生としてオーストラリアのブリスベンに入国したときに、必要になった書類について解説しました。
オーストラリアや乗り継ぎ国での書類確認が一切なかったことに驚きましたが、日本出国時には念入りに書類を確認されたので準備は忘れないようにしましょう。
皆様が無事にオーストラリアに来られる日を祈っております。
長期の海外留学で何を持っていったらいいのかわからない方もいると思います。 この記事では、オーストラリアの大学院に正規留学している私が、実際にオーストラリアに持って行った必需品や便利品をご紹介していきます。 [adcode] 必[…]