「英単語がなかなか覚えられない!覚え方のコツって何?」と思う方は多いと思います。
この記事では、英単語の覚え方のコツを紹介しています。
英単語を覚えなければならない理由
英単語は英語を構成する「最小単位」です。
そもそも英語の文章は英単語が文法というルールによって並べられており、並べられているそれぞれの英単語が意味を持っていることによって英語の文章が成り立っています。
文章に並べられている英単語がわからなかったら英語の文章の意味はわかりません。英語を理解するためには、まず英単語から勉強しましょう。
英単語を覚える上で意識すること
英単語を覚える上で意識した方が良いことを以下で紹介します。
エビングハウスの忘却曲線
エビングハウスの忘却曲線を意識しながら英単語の暗記作業をおすすめします。
ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスは「人間の脳はそもそも復習しないと忘れるように出来ている」と提唱しており、エビングハウスの忘却曲線として多くの人に知られています。
画像引用元:留こみ|エビングハウスの忘却曲線で分かる、最適な復習のタイミング
エビングハウスの忘却曲線では、「人の記憶のデータは20分後には42%、1時間後には56%、そして1日後には67%も忘れる」と示されています。つまり、暗記するために1回だけさらっと見てインプットした英単語は、時間が経つと大半は忘れてしまうということになり、覚えた内には入りません。
しかし、以下のグラフのように、復習をすると英単語の記憶保持率は大きく変わってくることがまた新たな研究でわかっています。
画像引用元:すみやグッディ|[パソコン教室]エビングハウスの忘却曲線でわかる復習の大切さ|沼津店
復習を長期的にすることにより忘れる割合を減らすことができ、最終的には人間の脳に定着できることがわかります。
英単語の学習も忘却曲線に当てはめて考えると、英単語の復習を継続して行うと最終的には英単語を忘れずに覚えることができるということになります。
英単語の暗記には時間がかかる
当然英単語の暗記は英単語を見て一瞬にしてできる訳ではありません。
英単語を覚えるにはそれなりの時間がかかり、長く継続して学習しないと自分の脳には定着しないということだけでも理解しておく必要があります。
一旦覚えた英単語はすぐ忘れるということを前提に学習すると良いでしょう。
英単語を覚えることを目的としない
英単語の学習自体が面倒臭いと思っている方はいると思います。
でも、英語学習の最終的な目標は英単語を覚えることではなく、「英語を話せるようになることや読めるようになること、聞けるようになること、書けるようになること」ではないでしょうか。
英単語を覚えた先の自分の未来を想像すれば英単語の学習のモチベーションは下がりにくく、より継続して学習できると思います。
筆者が実際に行った英語の覚え方
英単語の覚え方は人それぞれだと思います。今回は私がIELTS対策で実際に行った英単語の覚え方を紹介します。
英単語専用ノートを作る
私は英単語の専用ノートを作っていました。
単純にノートに書かずに英単語帳だけで学習するという方法も考えたんですけど、自分で作成した単語帳の方がノートの中の単語の位置や自己流のまとめ方によりより覚えやすいかなと思ってます。
また、ノートの種類にもこだわっていて、後から単語を追加できるようにノートページの取り外しが可能なツイストリングノートを使用していました。
リヒトラブ/LIHIT LABツイストリングノート アクアドロップス A5サイズ N-1658 価格:277円 |
英単語は一目見て意味がわかるように!例文もつけて
英単語はパッと一目見て意味がわかるようになるべく大きめにはっきりと書いていました。
以下のように、私の英単語のまとめ方としては上に赤文字で日本語を書いて、下に青文字(青文字の方が暗記しやすいため)で英語を書き、覚えにくい単語は印や例文をつけて覚えやすくしてました。
上記の画像のように、日本語の1つに意味に対し英単語は複数あるので、1つの英単語のみだけではなく類義語を書き並べていました。
夜寝る前と朝起きてからノートを見ていた
自分で作ったノートは忘却曲線を意識しながら頻繁に見るようにしていました。特に夜寝る前と朝起きてからにさらっとノートを見ていました。
インプットした英単語はアウトプットしていた
一度頭にインプットした英単語はアウトプットしていました。例えば、シャワーを浴びながら料理を作りながら覚えた英単語を発音したり、電車で座りながら英単語とその意味を思い浮かべていたりです。
英単語をアウトプットするときはその英単語の意味を考えながら発音すると、より頭に英単語が染み付いて良いと思います!
最後に
英単語を覚える上で意識することと、私が実際に行った英単語学習について説明しました。
自分の目標を意識しながら、英語の学習を継続していきましょう!