オーストラリアの大学院に留学するには?メリットデメリット・条件・費用を徹底解説!

オーストラリアの大学院に留学するには?メリットデメリット・条件・費用を徹底解説!

オーストラリアの大学院に留学を検討している方はいませんか?

この記事では、オーストラリアの大学院の仕組みからメリット・デメリット、入学に必要な条件、進学にかかる費用を詳しくご紹介していきます。最後に、実際に私が進学しているクイーンズランド大学や入学背景についてご説明しています。

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オーストラリアの大学院のコースの仕組み

オーストラリアの大学院の修士課程では、コースワークとリサーチコースの2つに分かれています。コースワークとリサーチコースの違いは、以下の通りです。

  • コースワーク:日本のように開講されている授業を履修して単位を取得し、修士号を取得するコース

日本から留学する人の多くがコースワークでの進学になります。コースワークでも、コースによっては研究ができる授業も開講されていることがあるので、希望の大学院のコースを確認してみましょう。

  • リサーチコース:スーパーバイザーの元で研究を行い、研究論文を提出して修士号を取得するコース

リサーチコースは、入学前に研究概要を作成する必要があり、学歴や職歴などの研究のバッググラウンドが問われることがあるため、コースワークに比べると入学のハードルが高いです。

オーストラリアの大学院に留学するメリット

オーストラリアの大学院に留学するメリットを、以下でご紹介していきます。

就労可能な卒業生ビザを取得できる

コース期間が2年以上あるオーストラリアの大学・大学院を卒業すると、Post-Study Work Streamという卒業生ビザを取得できます。そのビザでオーストラリアに滞在できる期間は2年〜4年と限られていますが、フルタイムでの就労もでき、現地就職につながることもあります。学位レベルごとの滞在可能期間は、以下の通りです。

学位レベル 滞在可能期間
学士号

修士号(コースワーク)

2年
修士号(リサーチコース) 3年
博士号 4年

参照元:Australian Government Department of Home Affairs|Post-Study Work stream

学生ビザで働ける

オーストラリアの学生ビザでは、2週間で40時間までの就労が認められています。

つまり、学生ビザで働きながら、大学院に通うことも実現可能です。オーストラリアは最低賃金が高いので、生活費もアルバイト代で賄うことができると思います。

参照元:Australian Government Department of Home Affairs|Check visa details and conditions

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時差が少ない

Time-j.netによると、オーストラリアと日本の時差は最大でも2時間です。

そのため、オーストラリアから日本にいる家族や友達に気軽に連絡でき、日本でオンライン授業を受けるときや日本の企業とオンライン面接をするときなどは、時差に悩まされることがありません。

出願時に提出する必要書類が少ない

専攻によって異なりますが、以下のように、基本的にオーストラリアの大学・大学院の出願時に提出する書類は少なくシンプルです。

  • 大学の卒業証明書
  • 大学の成績証明書
  • 英語力の証明書(IELTSやTOEFLなど)
  • 願書

イギリスやアメリカの大学院では推薦書や志望動機書(エッセイ)の提出が求められますが、オーストラリアではそれがないので、準備も短期間で進めることができます。

ただし、コースによっては、履歴書・志望動機書・職歴証明書・推薦書などの書類の提出が求められることがあります。

留学生の受け入れが積極的

オーストラリアの大学・大学院は留学生の受け入れが積極的です。

オーストラリアの大学の多くは、留学生の生活や勉強をサポートするオフィスも設置しています。

短期間で修士号を取得できる

オーストラリアの修士課程では、1〜1.5年で修士号を取得できるコースがあります。もちろん、2年のコースもあるので、長い期間じっくり勉強したい方にもおすすめです。

留学期間が短くなれば、生活費や授業料を抑えることができるので、節約にもつながります。

教育水準が高い

オーストラリアの大学の教育水準は世界的に見ても高いのが特徴的で、オーストラリアには「Group of 8」という世界的に評価が高い8つの大学が加盟している組織もあります。また、オーストラリアには43校の大学しかなく、781校もの大学がある日本よりも遥かに少ないです。

有名な「QS世界大学ランキング(QS World University Rankings)」と「THE世界大学ランキング(Times Higher Education World University Rankings)」を見て、オーストラリアの大学の教育水準を日本の大学と比較してみましょう。

QS世界大学ランキング(QS World University Rankings)

オーストラリアの大学院に留学するには?メリットデメリット・条件・費用を徹底解説!

QS世界大学ランキング 2022(QS World University Rankings 2022)では、以下の7校のオーストラリアの大学が100位以内にランクインしています。

27位 Australian National University(オーストラリア国立大学)
38位 University of Sydney(シドニー大学)
37位 The University of Melbourne(メルボルン大学)
43位 UNSW University(ニューサウスウェールズ大学)
47位 The University of Queensland(クイーンズランド大学)
58位 Monash University(モナシュ大学)
93位 The University of Western Australia(西オーストラリア大学)

日本では、以下の5校がランクインしています。

24位 東京大学
38位 京都大学
56位 東京工業大学
72位 大阪大学
79位 東北大学

THE世界大学ランキング(Times Higher Education World University Rankings)

オーストラリアの大学院に留学するには?メリットデメリット・条件・費用を徹底解説!

THE世界大学ランキング 2022(Times Higher Education World University Rankings 2022)では、以下の6校のオーストラリアの大学が100位以内にランクインしています。

33位 The University of Melbourne(メルボルン大学)
54位 Australian National University(オーストラリア国立大学)
54位 The University of Queensland(クイーンズランド大学)
57位 Monash University(モナシュ大学)
58位 University of Sydney(シドニー大学)
70位 UNSW University(ニューサウスウェールズ大学)

日本では、以下の2校のみがランクインしています。

35位 東京大学
61位 京都大学

永住権のポイントが手に入る

オーストラリアの大学・大学院を修了すると、永住権の学歴ポイント(15ポイント)がもらえます。オーストラリアの永住権を取りたいと考えている方は、大学院留学は良い選択だと考えられます。

参照元:オーストラリア移民局公認ビザ申請代理人

オーストラリアの大学院に留学するデメリット

オーストラリアの大学院に留学するデメリットを、以下でご紹介します。

学費が日本より高い

オーストラリアの大学・大学院の授業料は日本よりも高いです。大学によって授業料は異なりますが、基本的には年間150万円〜250万円の授業料がかかります。さらに、Group of 8に加盟している大学の学費は、通常の大学よりも高い傾向にあります。

例えば、ジェームズクック大学のMaster of Environmental Studiesの2021年の授業料は約28,551ドル(日本円で約230万円)なのに対し、Group of 8のクイーンズランド大学のMaster of Environmental Managementの授業料は約41,040ドル(日本円で約333万円)と、同じコースなのに約13,000ドル(日本円で約100万円)の差があります。

卒業が難しい

オーストラリアの大学・大学院では、大量の課題・エッセイ・プレゼンテーション・グループワークなどをこなして行く必要があるので、入学よりも卒業をする方が難しく感じる学生は多いでしょう。

また、日本と違って全ての授業が英語で行われるため、ネイティヴではない日本人は現地学生よりも時間をかけて努力する必要があります。

日本の学校と入学時期が異なるのでスムーズに入学できない

オーストラリアの大学・大学院の入学時期は2月と7月になります。日本の学校は通常3月に卒業なので、卒業後すぐにはオーストラリアの大学・大学院へは入学できません。

オーストラリアの大学院の入学に必要な条件

オーストラリアの大学院に入学する上で英語力の証明と最終学歴・成績に関する書類を提出する必要があります。以下で、詳しく説明していきます。

英語力について

英語力を証明する方法は、以下の通りです。

  • IELTSで入学条件に提示されているスコアを取得する(基本的にはOverall 6.5以上が求められる)
  • 大学付属の語学学校や大学が提携している語学学校などで一定の成績を収める

コースによっては、IELTS 7.0程度の英語力を求められることもあります。また、TOEFLやPearson testでも英語力を証明できる場合もあるので確認してみましょう。

最終学歴と成績について

最終学歴については、四年生大学卒業以上の学歴が必要になるので、卒業後に発行される英文の卒業証明書を提出する必要があります。

大学での成績も重要視されていて、特にGroup of 8に加盟している大学では基本的にGPA3.0以上が求められます。こちらも、英文の成績証明書の提出が必要になります。

オーストラリアの大学院に留学するのにかかる費用

オーストラリアの大学院に留学するのにかかる主な年間費用は次の通りです。

費用項目 費用目安(年間)
授業料 約150万円〜350万円
生活費 約150万円
海外留学保険(OSHC) 約5万円
日本で加入する海外保険 約25万円

授業料や生活費に関しては、受講するコースや住む場所によって大きく異なるので、必ず自分で確認しましょう。

上記の他にも、学生ビザ申請料金・渡航費・健康診断費用・入学申請料金などを支払う必要があります。

私の大学院選び

私自身は、2021年2月より、オーストラリアのブリスベンにあるクイーンズランド大学(UQ)環境マネジメントのマスターコース(修士課程)で勉強を開始しています。2021年5月現在は、まだオーストラリアの渡航制限が解除されておらず入国できないので、しばらくは日本でオンライン授業を受けていく予定です。

オーストラリアの大学院に留学するには?メリットデメリット・条件・費用を徹底解説!

画像引用元:オーストラリア留学センター<進学版>|クイーンズランド大学の通訳翻訳コースと適性試験

私がUQに進学を決意した理由は、院卒業後はエネルギーや金属資源関連の事業に参画したいと思っていたので、環境学に関する知識だけではなく、地理学的観点からも攻められるUQのプログラムに惹かれたからです。また、UQはオーストラリアの中で環境学の評価が一番高いことと(QS世界大学ランキング 環境学の分野で世界14位)、世界でも優秀な大学として認められているところも決め手になりました。

大学院をただ勉強する場所として捉えるのではなく、自分の将来に結び付けて考えると、コース選びに苦労しないかもしれません。高い学費を支払って勉強して終わりというよりかは、そこで学ぶ知識や技術を活かしてビジネスをする方が将来的に得られる利益が大きいと思います。

最後に

ここでは、オーストラリアの大学院の仕組みからメリット・デメリット、入学に必要な条件、進学にかかる費用について詳しくご紹介しました。

オーストラリアの大学院は、コースワークとリサーチコースに分かれているのが特徴的で、学生ビザで働けるのが大きなメリットの一つです。入学に提出する書類の数は少なく、大学の卒業研究などで忙しい方にとっては出願しやすいです。ただし、英語力や大学での成績が合否には関わってくるので、しっかり勉強しておきましょう!

人生一度きりなので、一度やりたいと思ったらすぐに行動に移すのがベストです!ぜひ、オーストラリアへ留学をご検討してみてください。

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