今回は私が実践したIELTS(アカデミックモジュール)のリーディングの勉強法を詳しく説明していきます!
IELTSでリーディングスコア6.0~6.5を取得することを目標としている人向けの記事です!
※ただし、あくまでも私個人の勉強法なので皆さんに合うとは限りません。
IELTS(アイエルツ)とは
まずIELTS(アイエルツ )の試験について説明します。
IELTSとは「International English Language Testing System」の略称で、海外大学・大学院や海外移住、海外企業就職の際に英語能力を証明する英語運用能力評価試験です。
IELTSはTOEICとは違ってリスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能を測ることができます。
IELTSには以下の2つのモジュールがあり、どちらも4技能をテストします。
- アカデミック・・・大学や大学院、プロフェッショナルな機関への登録申請を目的とする試験
- ジェネラルトレーニング・・・日常生活の英語、英語圏での研修、移住などを目的とする試験
今回はアカデミックモジュールのリーディングセクションについて解説していきます。
IELTS(アイエルツ)6.0~6.5のレベルはどれくらい?
IELTS6.0~6.5のスコアはどのくらいのレベルなのか解説します。
IELTS(アイエルツ)と他の英語試験とのスコア換算表
IELTSとTOEIC/英検/TOEFL iBTとのスコアの比較は以下の通りです。
IELTS | TOEIC | 英検 | TOEFL iBT |
9 | – | – | 118~120 |
8.5 | – | – | 115~117 |
8.0 | – | – | 110~114 |
7.5 | 970~990 | – | 102~109 |
7.0 | 870~970 | 1級 | 94~101 |
6.5 | 820~870 | – | 79~93 |
6.0 | 740~820 | 準1級 | 60~78 |
5.5 | 600~740 | – | 46~59 |
5.0 | 550~600 | 2級 | 35~45 |
4.5 | 500~550 | – | 32~34 |
4.0 | 450~490 | 準2級 | ~31 |
3.5 | 300~440 | – | |
3.0 | 291~299 | 3級 | |
2.5 | 270~290 | – | |
2.0 | 260~269 | 4級 | |
1.5 | 100~259 | 5級 |
上記の表より、IELTS6.0~6.5のレベルは英検でいうと「準1級以上ではあるけど1級には到達していない」くらいのレベルと言えます。
最低でも準1級であるので多くの人がしっかり勉強しないと取れないスコアだと思います。
IELTS(アイエルツ)リーディングスコア6.0~6.5での正答率
IELTSのリーディングセクションでの正答数とスコアの比較は以下の通りです。
バンドスコア | 正答数(40問中) |
9.0 | 39~40 |
8.5 | 37~38 |
8.0 | 35~36 |
7.5 | 33~34 |
7.0 | 30~32 |
6.5 | 27~29 |
6.0 | 23~26 |
5.5 | 19~22 |
5.0 | 15~18 |
4.5 | 13~14 |
4.0 | 10~12 |
3.5 | 8~9 |
3.0 | 6~7 |
上記の表より、リーディングのスコア6.0とは全体の35%~42%ミス、6.5とは全体の27%~32%ミスで取得できることがわかります。
私が実践したIELTS(アイエルツ)リーディングの勉強法
私が実際にリーディング対策として行った勉強法は以下の通りです。
公式問題集を解く
まず第一にやらなくてはいけないことはIELTSの試験がどんなものか知るということです。
以下のようなブリティッシュカウンシルが出版している公式問題集を解くと、IELTSの試験のレベルについてだいたい分かるでしょう。
ネットに載ってる問題をダウンロードする
以下のように、IELTSの問題を無料でダウンロードできるサイトがあります。
Prepapation for IELTS Exam
Preparation for IELTS Examのサイトはこちら
Preparation for IELTS Examは、極端に問題のレベルが簡単であったり、難しかったりと実際のIELTSの問題と比較すると少しずれる部分があります。そのため、とにかく量をこなしたい方にはオススメです。
Youtubeに載ってるリーディングの問題を解く
YoutubeにIELTSのリーディングの練習問題が載っています。問題形式ごとに動画があったりするので苦手の問題形式を特訓したい人にオススメです!時間も約20分と短く、集中力が保てるので力がつきやすいと思います。
IELTS(アイエルツ)リーディングの問題の解き方のコツを掴む
IELTSのリーディングの問題の解き方のコツは、以下の通りです。
設問文のキーワードに印を付ける
設問文の重要なキーワードには○や□などの印をつけて視覚的にわかりやすくし、本文から印をつけたキーワードを探しましょう。設問の答えはそのキーワードの近くにあることが多いです。
キーワードに印を付けることは答えを探しやすくするだけでなく、問題文や本文の理解にも繋がります。
苦手の出題形式を見つける
何回か問題を説いているとなんとなく自分の苦手の出題形式が判明してきます。ただ闇雲に問題を解くのも悪くはないと思いますが、自分の苦手の出題形式の解き方のコツを掴んでおくとスコアにも大きく響いてくると思います。
実際のIELTSの主な出題形式は以下の通りになります。
- TRUE/FALSE/NOT GIVEN問題・・・与えられた記述が合っているか、間違っているのか、もしくはそのことについては書かれていないのかを判断して選ぶ
- YES/NO/NOT GIVEN問題・・・与えられた記述が合っているか、間違っているのか、もしくはそのことについては書かれていないのかを判断して選ぶ
- 見出しの選択問題・・・提示されている見出しのリストから各パラグラフに適切な見出しを選ぶ
- パラグラフ選択問題・・・提示されてる情報がどのパラグラフに含まれているのか判断する
- 記述問題・・・質問に1~3単語で答える
- 図の穴埋め問題・・・フローチャートなどの表や図の空欄の箇所を文中から抜き取って埋める
- 文章空欄問題・・・文章の空欄をリストの中から選んで、もしくは文中から抜き取って埋める
私は特に「TRUE/FALSE/NOT GIVEN問題」が苦手だったのでその箇所を重点的に練習していました。
解きやすい問題から解く
解きやすい問題から解くことによって時間に焦らず解くことができます。
私は穴埋め問題とTRUE/FALSE/NOT GIVEN問題が得意だったのでそこから解くようにしてました。
パラグラフ選択問題や見出しの選択問題は最後の方に解く
いきなり序盤にパラグラフ選択問題や見出しの選択問題を解いても本文を深く理解していないため解きにくいです。
他の問題を解いて自然と本文の内容が頭に入ってから解くようにしてました。
TRUE/FALSE/NOT GIVEN問題の解き方
この問題は難しく考えすぎるとわからなくなるので、単純に考えましょう。
- 選択肢の内容が本文中ではっきりと書かれている場合は「TRUE」
- 選択肢の内容が本文中でまったく逆のことが書かれている場合は「FALSE」
- 選択肢の内容が本文中でまったく触れられていなければ「NOT GIVEN」
1つのパラグラフごとに1つの答えがあることが多いのでしっかり本文には印をつけましょう。
設問の順番通りに本文中にも同じ順序で答えが隠れているため、本文中での答えの場所がわからなくなったら他の設問の答えを探してから探すと答えがだいたいどこにあるのかわかると思います。
文章空欄問題の解き方
まず文章のキーワードに印をつけてから本文に隠れているキーワードを探しましょう。
1つのパラグラフには1つ分の答えしかないことが多いのもポイントです。
また、空欄には動詞・名詞・形容詞のどれか入るのか判断するのも大切です。
答えが見つからない場合
答えが本文中から見つからない場合はまだ読んでないところにある場合が多いです。
読んだ場所・パラグラフには印をつけておきましょう。
IELTS(アイエルツ)リーディングの解き方について詳しく書かれた参考書
IELTSの4技能全ての解き方について詳しく書かれた本をご紹介します。
- ターゲットバンド7(シモーネブレイバーメン著)
特にライティングで高得点を狙えるフレーズや文章構成など詳しく書かれているのでオーバーオールスコア7.0を取得したい人は必見です!私もこの本に何度も助けられました。こちらの本は2回目以降のIELTS受験者におすすめする本です。
IELTS(アイエルツ)のリーディングは意外と簡単!
IELTSのリーディングは解き方のコツさえ抑えてしまえば簡単に解くことができると思います。
英語初心者が6.0以上のスコアを取るためにはそれなりの練習量と英語力が必要だと思いますが諦めなければ必ず取ることができます。
IELTSを受験する皆さんは頑張ってください!
今回は私が実践したIELTS(アカデミックモジュール)のリスニングの勉強法を詳しく説明していきます! IELTSでリスニングスコア6.0~6.5を取得することを目標としている人向けの記事です! ※ただし、あくまでも私個人の勉強法[…]