イギリスの芸術大学の大学院で映画制作を学んだ友達にインタビュー!

イギリスの芸術大学の大学院で映画制作を学んだ友達にインタビュー!

まなん海外の芸術大学の大学院で勉強したいという方は、日本になかなかいないと思います。海外の大学院で芸術系の学問を学びたいと考えている方に、今回の記事を読んで少しでも参考にしていただけたら嬉しいです!

今回は、映画制作を学ぶために、イギリスの大学院に1年間の留学を経験した私の友達にインタビューしました!

イギリスの芸術大学の大学院を卒業したSonaさんのプロフィール

イギリスの芸術大学の大学院で映画制作を学んだ友達にインタビュー!

名前:Sonaさん
出身:茨城県
出身大学:国際基督教大学 教養学部
通っていたイギリスの大学院:University for the Creative Arts
大学院での専攻:MA Filmmaking(映画制作)
インスタ:@sona_ryang
LinkedIn:https://www.linkedin.com/in/sona-141067205/
HP:https://www.sonaryang.com

なぜ海外の大学院に進学したの?イギリスを留学地として選んだの?

もともと昔から映画に興味があったのですが、大学はICU(国際基督教大学)に進学することにしました。映画を学びたいという思いが消えず、3年次にドイツに交換留学をしたときに映画学の授業を履修したのをきっかけに、大学院に進学して専門的に映画を学びたいと思いました。

海外では日本と違って、大学院へ進学する人が多く、将来のつく仕事に直接関係してくる専門的な知識と技術を身につけられるので、海外の大学院へ進学することで将来映画関係で仕事する道を固めることができるかなと思いました。

また、もともと海外の映画に興味があり、たくさんの影響を受けていたのも、海外で映画を勉強したいと思った大きな理由です。イギリスを選んだ理由は、私の好きな映画や影響を受けた映画の監督がイギリス出身で、このような映画監督を輩出し、また、制作から配給までできるイギリスに魅力を感じたからです。

イギリスの芸術大学の大学院で映画制作を学んだ友達にインタビュー!

なぜその大学院を選んだの?

University for the Creative Artsを留学先として選んだ理由は、映画・映像関係の仕事をした経験がない人でも、誰でも受け入れてくれた大学院だったからです。映画学を学べる他のイギリスの有名な映画制作学部に入るには、実際にプロフェッショナルとして働いた経験がないと入れなくて、大学卒業したての私には厳しかったです。

画像引用元:University for the Creative Artsのホームページ

大学院受験当初は、経験なしでも入れる大学院があることを知らなくて、映画理論しか学べないのかと思っていたのですが、経験なしでも入れるUniversity for the Creative Artsを見つけて、応募しました。

なぜ映画制作という専攻を選んだの?

物心ついた時から、映画に興味があり、映画の影響をたくさん受けてきました。

辛いことがあっても映画を見て助けられたり、自分の知らないことや人の話、蔑ろにされる社会問題などと、新しい世界を見せてくれました。映画はただの娯楽ではなく、情報発信としての多大な影響力に魅力を感じて、映画を深く学びたいと思うようになりました。

映画制作って主に何を勉強するの?

映画制作のスタッフとして映画を作る方を学びました。

1学期目:理論を勉強
2学期目:脚本を本格的に仕上げる、撮影をする
3学期目:映画の編集をする

のようなスケジュールで映画制作の全般を学びました。1年間の修士プログラムだったので、夏休みがなく、スケジュール的には忙しかったです。

イギリスの芸術大学の大学院で映画制作を学んだ友達にインタビュー!
Cinematographyの授業を受けている様子
イギリスの芸術大学の大学院で映画制作を学んだ友達にインタビュー!
Cinematographer とフレームの確認をしながら撮影中の様子

イギリスの大学院で学ぶメリットは?

イギリスの大学院で学ぶ中で、私が感じたメリットとしては、

  • イギリス英語が聞けるということ
  • デジタル化が発展していて、生活に困ることがないところ
  • 女性への支援が進んでいる(生理用品が大学で無料配布してある、ピルが無料など)

が挙げられると思います。特に生理用品が置いてあるのは衝撃で、そういうところで日本との価値観が大きく違っているのを感じました。

イギリスの大学院で学ぶデメリットは?

イギリスの大学院で学ぶ中で、私が感じたデメリットとしては、

  • 物価が高い
  • 基本的に晴れの日が少ない
  • たまに英語の訛りが全然聞き取れない
  • スーパーの食材が美味しくない

が挙げられると思います。物価が高くてレストランには気軽に行けませんでした。

イギリスの芸術大学の大学院で映画制作を学んだ友達にインタビュー!
物価は高くてレストランには行きにくかったけど、大好きなバーガーショップのFIVE GUYSで楽しんでる様子

イギリスの大学院留学に向けてどういうスケジュールで準備した?

大学4年生の8月くらいからエッセイ、IELTSの準備をし始めて、出願校を決め始めました。IELTSに関しては1回で7.5を取得しました。大学院への出願は早い時に9月に、遅くても11月末には出しました。大学院は早い者勝ちなので少し急ぎ足でした。

大学4年生の2月くらいには授業料を入金したり、奨学金の受け取り手続きをしました。8月くらいに寮が決まって、10月に出国してそのまま授業がスタートしました。

イギリスの大学院の準備や大学の卒論もあり、大学の卒業は3月ではなく6月に遅らせました。

イギリスの大学院卒業後の進路は?

今後は、来年から発行される卒業生ビザを利用して2年間イギリスで自分がどこまでできるか挑戦してみたいと思っています。結果に応じて、日本に帰ってきてからの就職活動も視野に入れています。

でもどこにいようと、映画関係の仕事をしたいです。

イギリスの芸術大学の大学院で映画制作を学んだ友達にインタビュー!
自分が監督した短編映画の撮影しているところをモニターで見ている様子

イギリスの大学院留学を目指す方々にメッセージをお願いします

何があっても自分のアイデアを信じて、気落ちしないでください。

例えば、映画制作ではピッチングをする機会が多いのですが、自分の考えやアイディアを理論的に且つ、魅力的に説明することができるような練習をたくさんした方がいいです。ピッチングがうまく行かなくて、サポートしてくれる人がいないと、プロジェクトがそれ以上前に進まないのが現実です。

最初は、特に英語で、自分が何を考えてるのか説明するのは、慣れてないと怖いと思います。でも、自分のアイデアを信じて相手に伝えようと頑張れば、必ず聞いてくれている人はいます。なので、他人の意見も大切ですが、特に芸術系に進みたい人は、不安になった時でも、自分のアイデアややりたいこと、成し遂げたい事などを見失わずに突き進んでほしいです!

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