オーストラリアの卒業生ビザ制度で長期滞在が可能!現地で就職や永住も狙える?

オーストラリアの卒業生ビザ制度で長期滞在が可能!現地で就職や永住も狙える?

オーストラリアの大学や大学院、専門学校を卒業すると「卒業生ビザ」というものを申請できるのをご存じですか?この卒業生ビザによって、現地で職務経験などを積みながらオーストラリアに滞在できる期間が長くなります!

この記事では、オーストラリアの卒業生ビザについて詳しくご紹介していきます。

オーストラリアの卒業生ビザは3つある!

オーストラリアでは、専門学校や大学、大学院などを卒業後に、卒業生ビザを取得できます。卒業生ビザは「Temporary Graduate Visa」と呼ばれており、通常、留学生が学業を終えた後に、居住・就学・就労を一時的に可能にするビザになっています。

卒業生ビザを取得していれば、オーストラリアでフルタイムでの就労が可能です。このビザの期間でビジネスビザのスポンサーになってくれる企業を探せるので、オーストラリアで将来就職をしたい、永住権を取得したい方にはおすすめのビザ制度です。

オーストラリアの卒業生ビザは、Graduate Work streamPost-Study Work streamSecond Post-Study Work streamの3つに分かれています。以下で、それぞれの詳細についてご紹介していきます。

①Graduate Work stream

Graduate Work streamは、オーストラリアが必要としている特定の職業に関連するスキルや資格を持つ、卒業したばかりの留学生のためのものです。

Graduate Work streamの概要は、以下の通りです。

Graduate Work streamの概要
このビザでできること
  • オーストラリアで一時的に生活・勉強・仕事ができる
  • 家族を連れてこれる
滞在可能期間
  • 通常は最長18ヶ月
  • 2021年12月1日以降に発給されるビザでは一時的に24ヶ月に延長される
  • 香港および英国籍の海外パスポート所有者は、5年間の滞在が可能
申請条件
  • 年齢が50歳未満であること
  • 対象となるビザを持っていること
  • 過去6ヶ月間に学生ビザを取得していること
  • 技能職リストに掲載されている職業に関連する資格を持っていること
  • 技能職リストに登録されている職業の技能審査を受けていること
  • 申請時に申請者全員が適切な健康保険に加入していることを証明する書類を提出すること
  • 申請時にAFPチェックを受けていることを証明すること
  • 申請時に必要な英語力を証明するものを提出すること(以下に記載)
  • International English Language Testing System (IELTS):Overall 6.0以上、4つのパートの各スコアが5点以上
  • TOEFL iBT(Test of English as a Foreign Language internet-based Test):リスニング4点、リーディング4点、ライティング14点、スピーキング14点以上の合計得点で64点以上
  • ピアソンテスト・オブ・イングリッシュ・アカデミック(PTE Academic): Overall 50点以上、4つのパートの各スコア36点以上
  • 職業別英語テスト(OET):4つのパートのそれぞれでB以上
  • ケンブリッジC1アドバンストテスト:4つのテスト項目のそれぞれで最低154点以上、Overall 169点以上
申請費用 AUD $1,680から(家族が一緒にビザを申請する場合は、家族ごとに料金がかかる)
申請処理時間
  • 17ヶ月(申請者の75%)
  • 19ヶ月(申請者の90%)
 コロナ禍での対応 COVID-19による渡航制限の影響を受けた卒業生は、オーストラリア国外でTemporary Graduate Visaを申請し、取得することができる

参照:Australian Government Department of Home Affairs|Graduate Work stream

②Post-Study Work stream

Post-Study Work streamは、オーストラリアの教育機関で学位を取得して卒業したばかりの留学生のためのものです。

Post-Study Work streamの概要は、以下の通りです。

Post-Study Work streamの概要
このビザでできること
  • オーストラリアで一時的に生活・勉強・仕事ができる
  • 家族を連れてこれる
滞在可能期間
  • 学士号(優等学位を含む):2年間
  • コースワークによる修士号:3年間
  • 研究による修士号:3年間
  • 博士号:4年間
  • 香港のパスポート保持者で学士号、修士号、博士号のいずれかを取得した場合:5年間
申請条件
  • 年齢が50歳未満であること
  • 対象となるビザを持っていること
  • 過去6ヶ月間に学生ビザを取得したことがあること
  • CRICOSに登録されているコースで学位を取得していること
  • 申請時に申請者全員が適切な健康保険に加入していることを証明できること
  • 申請時に、申請者全員が十分な健康保険に加入していることを証明する書類を提出すること
  • 応募時にAFPチェックを受けていることを証明する書類を提出すること
  • 申請時に必要な英語力を証明するものを提出すること(以下に記載)
  • International English Language Testing System (IELTS):Overall 6.0以上、4つのパートの各スコアが5点以上
  • TOEFL iBT(Test of English as a Foreign Language internet-based Test):リスニング4点、リーディング4点、ライティング14点、スピーキング14点以上の合計得点で64点以上
  • ピアソンテスト・オブ・イングリッシュ・アカデミック(PTE Academic): Overall 50点以上、4つのパートの各スコア36点以上
  • 職業別英語テスト(OET):4つのパートのそれぞれでB以上
  • ケンブリッジC1アドバンストテスト:4つのテスト項目のそれぞれで最低154点以上、Overall 169点以上
申請費用 AUD $1,680から(家族が一緒にビザを申請する場合は、家族ごとに料金がかかる)
申請処理時間
  • 9ヶ月(申請者の75%)
  • 14ヶ月(申請者の90%)
 コロナ禍での対応 COVID-19による渡航制限の影響を受けた卒業生は、オーストラリア国外でTemporary Graduate Visaを申請し、取得することができる

参照:Australian Government Department of Home Affairs|Post-Study Work stream

③Second Post-Study Work stream

Second Post-Study Work streamは、地方にあるオーストラリアの教育機関で学位を取得して卒業した、Post-Study Work Streamの最初のTemporary Graduate Visaをお持ちの方が対象です。つまり、さらに滞在期間を延長させることができるビザになります。

Second Post-Study Work streamの概要は、以下の通りです。

Second Post-Study Work streamの概要
このビザでできること
  • オーストラリアで一時的に生活・勉強・仕事ができる
  • 家族を連れてこれる
滞在可能期間 学生ビザ保有者がどこで勉強して卒業したか、また、就学後の就労を目的とした最初のTemporary Graduate Visaビザの保有者がどこに住んでいるかによって決まる

申請条件
  • 年齢が50歳未満であること
  • 主たる申請者として、Post-Study Work streamのTemporary Graduate Visaを保有していること
  • 資格のある指定地域にある教育機関でCRICOSに登録されたコースで最近学位を取得し、それがきっかけで最初のPost-Study Work streamの一時的な卒業ビザを取得した場合
  • 2回目のPost-Study Work streamでの一時的な卒業ビザを申請する前に、資格のある指定地域に少なくとも2年間居住していること
  • 申請時に申請者全員が十分な健康保険に加入していることを証明できること
申請費用 AUD $660から(家族が一緒にビザを申請する場合は、家族ごとに料金がかかる)
申請処理時間 非公開

参照:Australian Government Department of Home Affairs|Second Post-Study Work stream

オーストラリアの卒業生ビザまとめ・比較

オーストラリアの卒業生ビザは、Graduate Work streamPost-Study Work streamSecond Post-Study Work streamの3つに分かれており、それぞれの特徴のまとめは以下の通りです。

ビザの種類 ①Graduate Work stream ②Post-Study Work stream ③Second Post-Study Work stream
このビザでできること
  • オーストラリアで一時的に生活・勉強・仕事ができる
  • 家族を連れてこれる
滞在可能期間
  • 通常は最長18ヶ月
  • 2021年12月1日以降に発給されるビザでは一時的に24ヶ月に延長される
  • 香港および英国籍の海外パスポート所有者は、5年間の滞在が可能
  • 学士号(優等学位を含む):2年間
  • コースワークによる修士号:3年間
  • 研究による修士号:3年間
  • 博士号:4年間
  • 香港のパスポート保持者で学士号、修士号、博士号のいずれかを取得した場合:5年間
学生ビザ保有者がどこで勉強して卒業したか、また、就学後の就労を目的とした最初のTemporary Graduate Visaビザの保有者がどこに住んでいるかによって決まる

申請条件
  • 年齢が50歳未満であること
  • 対象となるビザを持っていること
  • 過去6ヶ月間に学生ビザを取得していること
  • 技能職リストに掲載されている職業に関連する資格を持っていること
  • 技能職リストに登録されている職業の技能審査を受けていること
  • 申請時に申請者全員が適切な健康保険に加入していることを証明する書類を提出すること
  • 申請時にAFPチェックを受けていることを証明すること
  • 申請時に必要な英語力を証明するものを提出すること
  • 年齢が50歳未満であること
  • 対象となるビザを持っていること
  • 過去6ヶ月間に学生ビザを取得したことがあること
  • CRICOSに登録されているコースで学位を取得していること
  • 申請時に申請者全員が適切な健康保険に加入していることを証明できること
  • 申請時に、申請者全員が十分な健康保険に加入していることを証明する書類を提出すること
  • 応募時にAFPチェックを受けていることを証明する書類を提出すること
  • 申請時に必要な英語力を証明できること
  • 年齢が50歳未満であること
  • 主たる申請者として、Post-Study Work streamのTemporary Graduate Visaを保有していること
  • 資格のある指定地域にある教育機関でCRICOSに登録されたコースで最近学位を取得し、それがきっかけで最初のPost-Study Work streamの一時的な卒業ビザを取得した場合
  • 2回目のPost-Study Work streamでの一時的な卒業ビザを申請する前に、資格のある指定地域に少なくとも2年間居住していること
  • 申請時に申請者全員が十分な健康保険に加入していることを証明できること
申請費用 AUD $1,680から(家族が一緒にビザを申請する場合は、家族ごとに料金がかかる) AUD $660から(家族が一緒にビザを申請する場合は、家族ごとに料金がかかる)
申請処理時間
  • 17ヶ月(申請者の75%)
  • 19ヶ月(申請者の90%)
  • 9ヶ月(申請者の75%)
  • 14ヶ月(申請者の90%)
非公開
 コロナ禍での対応 COVID-19による渡航制限の影響を受けた卒業生は、オーストラリア国外でTemporary Graduate Visaを申請し、取得することができる なし

私の場合は、コースワークの大学院生なので、大学院卒業後に卒業後ビザでオーストラリアに3年間滞在できます。

コロナ禍なので最新情報を各自でチェック!

この記事では、オーストラリアの卒業生ビザについて詳しくご紹介しました。

学生の方で、将来オーストラリアでキャリアを積みたい方や長期間移住したい方は、今回紹介した卒業生ビザを利用してみるといいかもしれません。

コロナ禍で先が見えない状況ですが、2021年5月現在、オーストラリア国外でも卒業生ビザは申請できます。これから申請しようという方は、各自で必ず一度、オーストラリア政府のHPで公開されている最新情報を確認してみてください。

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