IELTSの再採点でスコアをあげよう!最も上がりやすいセクションは?

IELTSの再採点でスコアをあげよう!最も上がりやすいセクションは?

IELTSには再採点という制度があるのはご存知ですか?おそらく知らないという方も多くいると思います。

この記事では、IDP主催と英検主催のIELTSの2つのケースでのIELTSの再採点について詳しく解説していきます。

IELTSの再採点とは

IELTSには一度結果が出たスコアを再採点(リマーク)できる制度があります。

この再採点制度を正式には「Enquiry on Results(EOR)」といいます。

受験者が一度出た結果に対して不満に思う場合は誰でも再採点に申請することができます。

IELTSの再採点の手続き方法

日本で受けたIELTSを再採点に出す場合の手続き方法は以下の通りになります。

申請フォームをダウンロードしてプリントアウトする

IDP主催のIELTSを受けた場合

IDP主催のIELTSを受けた場合はこちらから申請フォームをダウンロードしてください。

英検主催のIELTSを受けた場合

英検主催のIELTSを受けた場合は、受験した会場のメールアドレスに問い合わせてください。

  • IELTS公式 東京テストセンター:jp500ielts@eiken.or.jp
  • IELTS公式 大阪テストセンター:jp512ielts@eiken.or.jp

上記のメールアドレスに再採点の手順を問い合わせたら返信メールに申請フォームがファイルで添付されてるのでダウンロードしましょう。

必要書類を揃えて再採点をするの事務局に郵送する

再採点に必要な書類

再採点の申請に必要な書類は以下の通りです。

  • 再採点申請フォーム
  • 再採点費用の振り込み控え

IDP主催の場合はスコアレポートを提出する必要があります。

上記の書類を一つの封筒にまとめ、指定された事務局へ郵送しましょう。

以上で手続きは完了となります。

IELTSの再採点の期限

再採点の期限は主催者によって変わります。

再採点の期限 IDP主催 受験日から6週間以内必着
英検主催 受験日から39日以内必着

なるべく早めに手続きを済ませることをおすすめします。

IELTSの再採点にかかる費用と期間

IELTSの再採点にかかる費用と期間を、以下でご紹介します。

再採点にかかる費用

再採点の費用は主催者によって変わります。

再採点にかかる費用 IDP主催 11,000円
英検主催 9,000円

参照:JSAF|成績について と 英検公式サイト|再採点(Enquiry on Results)

複数のセクション(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)を申し込んだ場合も費用は変わりません。

例えば英検主催のIELTSの場合、4セクション全て再採点する時にかかる費用は9,000円、スピーキングセクションのみ再採点する場合も同じく9,000円かかります。

1セクションのみ再採点に出すなら4つ全てのセクションを再採点に出した方がお得かもしれません。

重要なポイントとしては、再採点にかかる費用はスコアが修正された場合のみ返金され、スコアが修正されなかった場合は返金されないので注意しましょう。

再採点にかかる期間

再採点には最低でも3週間程かかると言われています。しかし私の経験上、1週間で返ってきたことがあるので正確なことは言えません。

再採点でスコアが上がらない可能性もあるので、若干諦めつつも、再採点を待っている間は次のIELTSに向けて勉強することをおすすめします。

また再採点中はスコアが無効になるので注意しましょう。

IELTSの再採点のメリット

再採点のメリットは、以下の通りです。

  • スコアが上がる可能性があること
  • どのセクションを申し込んでも費用は変わらない
  • スコアが上がった場合は申請費用は返金される

ただ、このメリットを大きく感じられるのはスコアがあった場合に限られます。

IELTSの再採点のデメリット

再採点のデメリットは、以下の通りです。

  • 再採点費用が高い
  • 再採点完了まで時間がかかる
  • 再採点中はスコアが無効
  • スコアが上がらない可能性がある

再採点中はスコアが無効になるので、再採点を申請する場合は留学先などのスコアレポートの提出締切日を確認しましょう。

再採点でスコアが上がりやすいセクション

再採点でスコアが上がりやすいセクションはスピーキングとライティングです。

その理由は採点官の主観的要素が入ってくるためです。

スピーキングとライティングは採点基準はあるものの解答は人それぞれで正解がありません。そのため受験者の分の解答があり、採点官は頭を悩ますこともあるでしょう。

特にスピーキングは採点官のスコアの幅が大きいと言われており、1.0~1.5程度スコアが上がることもあります。

ライティングはスピーキング程スコアの幅は広くはないと思いますが、0.5~1.0上がることも稀ではないです。

IELTSの再採点の実例

IELTSの再採点の実例を、以下でご紹介します。

私自身の再採点の実例

まず、私自身の再採点の実例から紹介します。

過去に5回程再採点を申請したことがあり、そのうちの3回はスコア修正に成功しました。具体的には、スピーキングでは「1.5」ライティングでは「1.0」スコアが上がったことがあります。また、以下のことを思った時のみスコアアップしたと感じました。

  • 確実に再採点に出す前のスコアがおかしいと感じた
  • 過去に受けたものよりも1.0も下がってる

スコアが修正されなかった時は運試しで出し、おそらく上がらないだろうと思って出した時でした。

このスコアはおかしい!と思ったら再採点に出したほうが良いというのが私の意見です。

Twitterでの再採点の実例

スピーキングが0.5上がった例

ライティングが0.5上がった例

スピーキングが1.5上がった例(私のTwitterアカウントです)

再採点を申請すればスコアアップするかも!?

再採点は意外とIELTS受験者に知られていないと思います。

この制度を知っておくだけでスコアが大きく変わってくるので知っておいて損はないです。

スコアがおかしいと感じたら積極的に再採点に出してみましょう!!!

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