【海外留学】アメリカの理系の授業

私がアメリカのウースター大学(The College of Wooster)で交換留学生として履修していた理系の授業について書いていきたいと思います。

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履修していた授業

留学先に着いた次の日くらいに履修登録を行ったのですが、私がもともととりたかったクラスがもう埋まっていて、あまりとりたくなかった300番台(100〜400番台まであって数字がでかいほど専門レベルが高い)しか残っておらず、泣く泣く登録した記憶があります。

私が1 Semester(1学期)内で履修していた授業は、Conservation Biology(保全生態学)Animal Behavior(動物行動学)Junior Independent Studyという卒業論文と研究に関してのコースの3つです。

日本の大学の単位数に換算すると1クラス4単位ずつで合計12単位になります(1つ4単位はデカく感じるけど課題とか授業の疲労に比べたら妥当)。

Conservation Biology(保全生態学)のクラスについて

保全生態学のクラスでは、ひたすらに生態学や環境学に関する専門的な知識を詰め込みました

例えば、生物多様性に関することや地球温暖化、外来種、絶滅の危機に瀕する種の保存に関する法律に関することまで幅広く学びました。

毎回の授業で、読んできた論文に関してディスカッションをしていました。

例えば、「気候変動は種の絶滅をどのように引き起こしているのか」といった論文や、「人種的マジョリティ(白人)は環境状態が良い中で生活できるが、人種的マイノリティ(黒人)などの利益に恵まれないコミュニティは環境破壊の負荷を強く受けすぎている」などの、環境学と生態学、社会学に絡んだ研究論文を多く読みました。

以下の写真は「Habitat Fragmentation(生息地分断化)」について先生が説明しているところ。基本iPadを使って授業をする。字が汚くて読めない時が多かった印象。

【海外留学】アメリカの理系の授業
保全生態学での授業の様子。

Animal Behavior(動物行動学)のクラスについて

動物行動学のクラスでは、動物の行動のメカニズムについて着目しました。なぜオスとメスで体の色が違うのか(性差)とか性選択についてなどを一部として学びました。

一番このクラスで興味深かったテーマは、人間以外の生き物にも「個性」があるのではないかということです。

グッピー(魚)にあるストレスを与えたところ、個体によってそのストレスに対する反応が異なり、その結果から臆病な性格のグッピーもいれば勇敢な性格のグッピーをいる、という論文を読み、純粋に面白いなあと感じたのを覚えています。

授業では、生き物にとって「個性」とは、”遺伝的なものであり、幼い頃の経験が影響している可能性もある”と結論付けられていました。

課題について

通っている日本の大学(ICU)と比べると多いという印象でした。

私がとった授業はタイミング悪く課題を出してくるので毎週何かしらエッセイやプレゼンが複数個ありました

毎授業の終わりには次の科学論文読まなければいけなく、それが他の課題とプラスであったのできつかったです。理系の論文は専門的な単語ばかりなので読むのに本当に時間がかかります。

授業にもよりますが、日本でいう中間試験みたいなものが1学期の中で3回ほどと期末試験が1回ありました。この期末試験が結構苦しくて、テスト範囲は最初から最後までの全範囲なのと、1つの授業で翌週に締め切りのエッセイを一気に3つ出されたりしました。

また、ストレスで禿げそうだったのでよく外で勉強していました。食べる寝る以外は勉強だったかなという印象です(田舎すぎて周りに何もない)。

課題やテスト勉強を乗り切るコツとしては勉強場所を変えたり、お気に入りの勉強場所を確保したりすることかなと思います。

ディスカッションの多さ

やはり想定していた通りディスカッションは多かったです。理系の授業でディスカッションなんてあっても少しかなと思っていたら、毎授業でほぼありました。

例えば「動物のHybridization(異種交配)によって起こる問題は?」や「気候変動が外来種に与える影響は?」などのアカデミックな質問がよく投げかけられました。

おかげで必死に復習と予習をしてある程度の知識はついたかなという感じです。

日本にいるときは理系の授業でディスカッションはあまりなかったので新鮮で結構楽しかったです。

【海外留学】アメリカの理系の授業
授業の時に使うボード。グループワークで意見を出し合う時によく使った。

授業をのりきる方法

授業にいるほとんどはネイティブスピーカー。

私はICUに入学してから英語で初めて会話したと言っても過言ではないくらいの人だったので、当然留学は不安でしたが、いろんな方法を使って乗り切りました。

授業での板書は書きやすいペンで且つテキトーに

先生の書くスピードは早すぎて初めは泣いてましたが、書きやすいボールペンなどでノートをとると意外と追いつくなと思いました。

授業時は綺麗にノートを取らないで汚くていいから自分がわかるようにノートをとるということを心がけていました。

それで授業が終わった後に、綺麗に色付きでもう一度書き直すということをしていました。

実際にそうすると復習にもなるし、テスト勉強で使えるので。

【海外留学】アメリカの理系の授業
テキトーにとったノート、にしても綺麗かも笑
【海外留学】アメリカの理系の授業
綺麗にもう一度書き直したノート。復習にもテスト勉強にも使える!

ディスカッションは一番初めに意見を言う

授業内のディスカッションでは、もちろん周りはネイティブスピーカーで話が中盤にさしかかってくると何言っているのかわからなくなる時がよくありました。

そうなってしまったら最後なので、なるべくディスカッションときは一番初めに発言をしてグループに貢献するようにしていました笑。

そうすると自分のわかりやすい話の流れにも繋がってくる時もあるので。

【海外留学】アメリカの理系の授業

オフィスアワーを利用する

授業内でわからないことや、読んでいる論文でわからないことがあったりしたときはオフィスアワー(教授と生徒がコミュニケーションをとる機会が得られるよう、必ず個人研究室に教授が在室する時間帯)を利用していました。

ここでは教授に直接疑問点を聞けるので本当に助かっていました。

教授に「話して聞いてる」ので英語力向上にも繋がるのかなとも思います。

【海外留学】アメリカの理系の授業

最後に

ウースターでの授業は日本にはなさそうな授業ばかりでとても興味深かったです。

勉強量が凄まじくて病むこともありましたが、なんとかなりました。留学は勉強に打ち込みたい人に向いてるのではないかなと思います。ウースターみたいな田舎に留学すると本当に勉強以外にすることがないので。

個人的には理系こそ留学するべきではないのかなと思いました!専門的な分野を必死こいていつも以上に勉強させられるので知識はもちろんつくと思います。理系の分野では重要な論文のほとんどが英語で書かれているのでそれが読めなければ、それについて討論できなければ意味がないです。

また、多くの留学先では今までやったことのない量の課題が課されたりすると思います。それに対しては、自分なりの方法で対処するのがベストかなと。今回挙げた授業を乗り切る方法はあくまで私個人に合った対処法なので。

日本は世界を相手に対話しなければいけません。そのためには理系で留学する人材をもっともっと輩出しなければならないのかなと思います。

理系の人ぜひ!

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