初めて海外へ留学する場合、留学中のお金の管理方法がイマイチわからないし不安と思う方が多いのではないのでしょうか?
この記事では、留学中のお金の管理方法を5つご紹介し、それぞれのメリット・デメリットについて説明していきます。
留学中のお金の管理方法5選!
留学中のお金の管理方法には、以下の5つがあります。
- クレジットカード
- デビットカード
- プリペイドカード
- 海外送金
- 現金
以下で、それぞれのメリットやデメリットについて詳しくご紹介していきます。
①クレジットカード
クレカを持っておけばとりあえず海外で生きていけるという考えの人が多いと思います。
海外のホテルやレンタカーの支払いの際に、支払い能力の証明としてクレカの提示を求められることがあるので1枚はあったほうがいいかもしれません。
私はVISAの学生カードを1枚持っています。普段はそんな使っていないのですが、海外に行く時に主に使用しています。学生カードは通常のカードと比べて利用限度額が低いのが特徴です。
また、国際ブランドである「VISA」と「MasterCard」が世界中で最も広く利用できるということで知られています。なので1枚は持っておくと安心かもしれません。(日本のJCBは海外ではあまり使えないことで有名です)
もしクレジットカードをお金管理方法のメインにするのであれば、暗証番号の誤入力とICチップの磁気不良、盗難が特に起きやすいので「2枚目以降のクレジットカード」を作っておいたほうがいいでしょう。VISAとMasterCardを1枚ずつ所有しておくというのもありだと思います。
メリット
- 支払いがスムーズ
- 分割払いができる(大きな金額の支払いに便利)
- 保険がついてる
- 現金での両替よりも換算レートが良い
- 仮に盗まれたとしてもお金を負担しなくてオーケー
- 海外キャッシングがついているものはATMで現金を下ろせる
デメリット
- 知らないうちにお金を使いすぎてしまう可能性
- 利用限度額があらかじめ決められている
- 発行に審査が必要
②デビットカード
銀行で発行しているキャッシュカードです。クレジットカードと使い方はほぼ変わりません。
違う点としては、銀行の預金から即時に引き落とされます。
メリット
- 即時引き落としなので使いすぎを防げる
- 提携ATMから現地通貨を引き出せる
- 審査がない場合が多い(大学生や無職の人でも発行できる)
デメリット
- 口座に残金がないと使用できない
- 分割払いができない
③プリペイドカード
事前に指定された口座にお金をチャージして、その範囲内でクレジットカードと同じように加盟店で使用するカード。
人気なものとしてはMasterCardのキャッシュパスポートがあります。私も留学中はこれを使って親に日本から入金してもらっていました。
メリット
- 審査がない(高校生も使用可)
- 発行が早い(1週間程度)
- チャージされた額しか使えないので使いすぎを防止
- 銀行口座の開設が不要
- クレカと同じようにショッピングで使える
- 提携ATMから現地通貨を引き出せる
- 予備のカードがついてくるものもある
デメリット
- 入金に手間がかかる
- 現金の引き出しに手数料がかかる
- チャージされた金額分しか使えない
- チャージの限度額が決められている
- チャージの手数料がかかるものもある
④海外送金
留学先現地の銀行で口座を開設し、日本の銀行から送金してもらう方法です。現地で収入がある人は現地で口座を開設している人が多い印象です。
メリット
- 為替レートがいい時を狙って送金できる
- 現地ATM手数料は抑えられる
デメリット
- 手数料が高額になる場合が多い(送金・為替・受取手数料がかかる)
- 送金の際、確認書類が必要になる(身分証明書など)
- 口座維持手数料がかかる
- 送金に時間がかかる(3日程度)
⑤現金
留学期間にもよりますが、現金は紙幣で「5万円」ほど用意していれば不測の事態が起きた時に対処できるのではないかと思います。「小分けにして色々な箇所にしまって」おけば、万が一盗難や紛失が起きても少額のみ失うだけになるのでおすすめです笑。
※ちなみに私はニューヨークで財布を盗まれ、3万円の現金が飛びました。
チップの支払いや、クレジットカードの不具合で支払いができない時などは現金が必要になってきます。
メリット
- 基本的にどこの店でも支払いができる
デメリット
- 紛失したら戻ってこない
- 管理が大変
まとめ
ここでは、留学中のお金の管理方法を5つご紹介し、それぞれのメリット・デメリットについて詳しく説明しました。
留学期間や場所を考慮して、お金の管理方法を決めるのが良いでしょう。
現金は必ず皆さん持っていくと思うので管理は徹底してくださいね!